キャリアログインタビューシリーズ あのエンジニアのキャリアがしりたい!

Interview第8回

竹本流 やりがい重視の立ち上げ論
役に立たない経験はなかった、そう言い切れる理由とは

竹本 和彰 会員登録して、キャリアログを見よう。

年齢37

事業スタートアップ

「北海道大学理学部地球科学科卒業後、TIS株式会社に入社。
システム開発/インフラ運用など幅広い業務に従事。その後、株式会社カカクコムに入社し、飲食店口コミサイト「食べログ」システム基盤を担当した後、新サービス「食べログヨヤク」のシステム立ち上げ。オーマイグラスの立上げ時に参画。他、第1回 mashup award 受賞、開発コミュニティ DevLOVE 立ち上げなど」

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市谷

これからどういうことをやりたいですか。

竹本

今、会社がやっているのは、リフォームをしたいユーザーと施工店のマッチングサービスですが、ニーズもあり市場も伸びています。エンジニアなのでシステムを通して会社を大きくすることに全力投球したいと思ってます。マッチングサイトはいくらでもあるなかで、今までにないチャレンジングなところに手を出して、さらに売り上げが非連続な成長を遂げるような仕組みをつくりたい。

市谷

リフォームの世界で他社ができないことをやる、ってことですね。今、エンジニアは一人ですか。

竹本

手伝いやインターンの子もいますが、一人ですね。スピード感があるし、自由にできるという意味では最高です。だけど完璧に作る時間はないので、どっかで妥協しすぎたんじゃないかという不安と戦い続けていて、目的に向かっていると自信を持ち続けるのが難しいです。でもとにかく楽しくやってますよ(笑)

市谷

判断が難しいですよね。

竹本

あとで大きく直すから、ここは直したいけど今は手を触れないでおこう……とかいう判断を日々しています。もちろん社長に相談すれば一定の意見は得られるんですが、システム的なところをフルに相談する必要はない。もし自分の判断が悪かったら、売り上げに跳ね返ってくる、その重圧は若干苦しいっすね。同時にやり甲斐があって、楽しいとも言えますが。

市谷

まさに「立ち上げ」ですね。立ち上げに関わろうという思いはどんなところからですか。

竹本

多分、立ち上げが楽しいからですね。これは人によると思いますが、今も楽しいと実感してるんです。

市谷

じゃあ、これからも立ち上げ続ける感じですか。

竹本

うーん……「立ち上げ続けますか」と聞かれたらイエスですが、より大きくすることにもチャレンジしたいですね。自分の性格や今まで習ってきたことを考えると、本当は大きくなったものを維持するほうが向いているかもしれない。立ち上げばっかりやってきたから、スキルが付いて得意な気がするんですが、サービスが本当に自分の子どもみたいに可愛くて、愛着のあるものだったら、大きくするのもやっていきたい。でもやっぱり新しくやりたい、楽しいから、もう1回ぐらい立ち上げたいと思ってます。

市谷

立ち上げマイスターやな(笑)

竹本

カカクコムの同期とベンチャー立ち上げようとしたのに、まだやってない。ただ、自分一人でじゃなくて、一緒にやりたいと思える人が何人か見つかったら立ち上げたい。それで成功しようと失敗しようとどっちでもいいんですが、一度はやろうと思ったことなんで、ちゃんとやりたいと思ってますね。

市谷

もう我々38歳じゃないですか。自分の年齢と今やってること、やりたいことの間にギャップとか、悩みはありますか。

竹本

勉強会に行って「こいつらみんな年下だな」って時は焦りますね。でも思ったほど「35歳定年説」ってなかった。今、俺が負ける若手には、もし俺が若かったとしても絶対負けるから、年齢は関係ない(笑)。

市谷

過去のこれが今やってることに生きているというのを挙げると?

竹本

うーん、多分、今まで経験したことで、役に立ってないことなんてないですよね。意外だったのは、僕はTISの中ではいわゆるマネジメントは学んでないし、苦手だと思われてた。でも食べログに入ると、周りからそれなりにマネジメントできると思われたし、僕自身「俺、できるな」と印象が変わったんですよ。プロジェクトとして実践でやったわけじゃないけど、門前の小僧で学んでいたんだと。

市谷

TISでやったことも、生かされてる?

竹本

TISにいた頃は「プログラムを書くことがすべてになってもいい」という思いがあったんですよ。だけど、いろんな経験をして、培ったものを生かすようにシフトしていくと、何でも生きてくるんだなぁと。培ったことを元に自分の方向性を都度都度決めてるって感じになりましたね。

市谷

これまでの竹本さんの歴史の中で「これは転換点だった」という出来事はありますか。

竹本

あえて言うなら、市谷さんとやったDevLOVEの立ち上げは大きな転換点でした。最初の半年間はあまりにも濃密で時間がゆっくり流れたんですよ。「あれっ、これたったの半年前?」みたいな。人生初の体験ですね。めちゃくちゃ新しいことにチャレンジしてると時間ってゆっくり流れるんだと。

市谷

あった、あった。そういう感覚。いまも感じていますよ。竹本さんは、そこで立ち上げの味を占めたみたいな?

竹本

その体験が忘れられなくて(笑)。そこで立ち上げジャンキーになったかもしれないですね。それ以前はそんなに活動的ではなかった。でもそんなに考えなくても自信がなくても、行動すると意外とうまくいくし、得るものはあるというを体験して、その後は結構いろいろ行動できるようになりましたね。

市谷

転職の時、不安ってないですか?

竹本

食べログの時は、初めての転職だったのでさすがに緊張しましたけど、それ以降の転職で不安に思ったことはないです。

市谷

どこに行っても自分の腕が生きるとわかってるからですか?

竹本

今まで何度も立ち上げを経験して、自分ができる範囲には自信を持っています。できないことに関しては不安はなくはないですが、ローカルワークスでいえば、ウェブサイトはなんとでもなりますが、施工店に営業して獲得するってことは全くわからないんで、だめだったらそれでいいやと思ってるんですよ。

市谷

「だめだったらそれでいい」竹本さんらしい感じがする。

竹本

ウェブサイト作るのは簡単。でも人を巻き込むってすごく難しい。DevLOVE立ち上げの時にわかったのは、それができる人と組めばなんとかなる。

市谷

今自分のキャリアで悩んでいる人に向けて何かアドバイスを。

竹本

僕の場合は行動をするように自分を変えたことで、よりキャリアパスが見えた気がします。もしも悩んでるならば、考えるより少しでも行動するほうにシフトしたら、当たり前のようによくなると思うので、やってみたらどうでしょうか。

市谷

なるほど。ありがとうございました。

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