キャリアログインタビューシリーズ あのエンジニアのキャリアがしりたい!

Interview第7回

竹本流 やりがい重視の立ち上げ論
考えるより行動!立ち上げたからこそ見えてきた世界

竹本 和彰 会員登録して、キャリアログを見よう。

年齢37

事業スタートアップ

「北海道大学理学部地球科学科卒業後、TIS株式会社に入社。
システム開発/インフラ運用など幅広い業務に従事。その後、株式会社カカクコムに入社し、飲食店口コミサイト「食べログ」システム基盤を担当した後、新サービス「食べログヨヤク」のシステム立ち上げ。オーマイグラスの立上げ時に参画。他、第1回 mashup award 受賞、開発コミュニティ DevLOVE 立ち上げなど」

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市谷

最初に、ざっとこれまでの竹本さんの歴史を語ってもらえますか。

竹本

市谷さん、半分ぐらい知ってますよね(笑)

市谷

はい(笑)。読者の皆さんは知らないので、改めてお願いします。

竹本

最初にTISに入って、結局7年ぐらいいたんですが、そこでは一般的なSEだったのですが、4〜5年目に、リクルートが運営するマッシュアップアワードという社外のコンテストに応募する機会があって、幸運なことに受賞したんです。

市谷

当時の竹本さんの中でマッシュアップアワードはどういう位置付けだったのですか?

竹本

所属していた部門のお客さんがリクルートだったので「ちょっと応募したら?」ぐらいの軽いノリだったんです。受賞するなんて思ってなかったし、受賞を聞いた時にも冗談だろうと思ったぐらいです。

市谷

受賞はその後の何かに影響しましたか?

竹本

それまで社外の人と接することはほとんどなかったんですが、受賞した時に鈴木雄介さんがいたんです。かっこいいなと、自分が受賞したってことは、そういう人たちと全然遠い世界じゃないってことを認識しました。

市谷

テレビの向こう側とこちら側ではなかった、という実感を得たんですよね。

竹本

その後、社内カンファレンスとして立ち上げたTIS会議を通して、市谷さんと知り合って、コミュニティーを社外に広げてDevLOVEという勉強会を立ち上げました。大変だったし、一番自分の中で成果を実感したひとときでしたね。DevLOVEで社外の人と出会って、TIS以外にも興味が向いて、外の会社に転職するのもありだなと思いました。

市谷

そのあとカカクコムに行かれたのはなぜですか?

竹本

小さい会社で活動すると楽しそうだと思ったのと、受託ではなくサービスを作る会社に行きたかった。ゲームよりは自分が使えるサービスがいいと考え、実際サービスやってる、かつ得意だったRubyをやってる会社、そのひとつがカカクコムで、幸運にも入れてもらえました。

市谷

実際入ってみてどうだったんですか?

竹本

最初の頃は、前職とそれほど変わらなかったんですが、やめる3カ月ぐらい前、食べログの予約サービスの開発をやったんです。まさに新しい事業、サービス立ち上げ時の開発メンバーだったんですが、想像通りで想像以上ではなかった。もっと事業について関われるかなと思ったけど、それほどじゃなかった。

市谷

何が起きたのかな。

竹本

自分が事業の知識がなくて、大体想定内のことしか言えないわけですよ。事業に関わりたい気持ちはあるものの、当時の実力からすると、開発で手一杯だったし、そうすることが一番チームに貢献してるなって感じがしたので。

市谷

で、そのあと、オーマイグラスに行かれたのは?

竹本

何かの勉強会で社長の清川さんに出会って名刺交換したら「ちょっと手伝ってくれない?」と連絡が来ました。当時、僕はカカクコムの同僚と「会社を作ろう」と話をしていて、サービスを作り始めていたんですよ。だけどベンチャー立ち上げがどういうことか、全くわからなかった。そこで「4人のベンチャーを手伝ったら、何やってるかわかるだろう」と思って、カンニングしに行ったのですが、行ってみたら経営者2人がすごい能力を持ってて「ベンチャーってこういうスキルを持ってないといけないのか」とか感じながら、そのうち起業話も同期3人のモチベーション下がって収束して、改めて「じゃあうち来ない?」という話になりました。もともと彼らはPHPで作っていたんですよ。でも僕ともう1人のエンジニアが、2人とも「Rubyは得意だけどPHPは得意じゃありません」といったら、経営者2人が「Rubyに切り替える」と変えてくれて、そこまでする覚悟がある人だし、人間を大事にする感じがあったんで、きっといいだろうと思っていきました。

市谷

経営者の方も、竹本さんに大きな期待を抱いたんですね。
カカクコムで感じた「事業に関わりたかったけど、自分の実力を考えたら……」というのは、変わったんですか。

竹本

オーマイグラスでは、何にでも関われました。eコマースってユーザーさんから見えるところだけじゃなくて、仕入れ、在庫管理、会計、販売、売上げの管理、販売管理など裏側のシステムが結構大きいし、オーマイグラスは、倉庫も自分たちでもったりと全部内製化してたんですね。ECサイトの制作もスキルの1つではあるんですが、裏側を全般的にできたというのが経験としてはすごく大きい。その会社のいろんな人と接して、いろんな業務知識を吸収できたんですよね。

市谷

そこから今のローカルワークスに移ったのはどういう理由が?

竹本

オーマイグラスには4年ほどいて、その間に会社はそこそこ大きくなってスピード感が変わってきた。ほぼゼロから何億かの規模にする立ち上げと、そこから何十億の規模にするのって、僕個人としては前者のほうがエキサイティングで楽しくて、後者はあんまり魅力を感じなかったんですね。それなのにあと何年この会社にいるんだろう、もう1回外で立ち上げに関われたら、きっと楽しいと思っているところに、ちょうどいい話が来て飛びついた。

市谷

立ち上げは世の中にいっぱいある中で、なぜローカルワークスだったんですか? 

竹本

ひとつは市場規模です。眼鏡の市場って5,000億しかないんですよ。その中のeコマースはせいぜい300億とか、小さいパイの取り合いで上限を感じていた。でもリフォームの市場って、7兆とか10何兆とか、数字を見て「すげえな」と思ったんです。最初はマッチングサイトとして始めるかもしれないけど、こんな市場規模があれば、どうとでも展開できるという魅力を感じました。あとは自分にないスキルを持つ人がいるチームに行きたかった。今の社長は営業や事業を作る力がものすごくある。僕にはそのスキルはないけれど、一緒に仕事をすると営業がどういうもので、何を大事にすればいいのかぐらいは理解できるかな、と思って。

市谷

それで今に至ると。この竹本さんの歴史。エキサイティングですね。

オフィスを出て、先輩の話を聞きに行こう。 〜キャリアログ・ミートアップ〜

本インタビューですが、ご好評頂いておりまして、インタビューイの方をお招きしてのイベントを開催することに致しました。

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